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2014年7月9日(水) 第212回定期演奏会 |
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『邦楽オーケストラの誕生』
【1】 子供のための組曲 (1964年:長澤勝俊 作曲) 指揮:田村拓男
【2】 和楽器によるランドスケープ (2001年:佐藤敏直・三善晃 作曲) 指揮:苫米地英一
【3】 日本楽器による八重奏曲 (1964年: 清瀬保二作曲) 指揮:苫米地英一
【4】 古代舞曲によるパラフレーズ (1966年:三木稔 作曲) 指揮:稲田康 ヴォーカリーゼ:高橋薫子 |
日時: 2014年7月9日(水) 19:00開演(18:30開場)
入場料: 4,000円(全席自由) ヤングチケット:2,000円(25歳以下の方・全席自由)
『邦楽オーケストラの誕生』
日本音楽集団代表 田村拓男
「邦楽オーケストラ」と呼ぶには少し憚られる思いですが、一般に邦楽合奏と言えば箏群・尺八群のみによる合奏が多い中で、これらに加えて琵琶(薩摩・筑前)、三味線(長唄・地歌・太棹)、笛(篠笛・能管・竜笛・ヒチリキ)、打楽器(大鼓・小鼓・締太鼓・大太鼓)らが参加した合奏を50年にわたり推進してきた日本音楽集団を『邦楽オーケストラ』と呼称するのもあながち間違いではないかも知れません。20〜30人に及ぶ合奏もあり、そこではまとめ役の指揮者もいます。衣装は男性は紋付・袴、女性はカラフルな着物。指揮者も紋付・袴ですから昔の武将が使った床几式の椅子に座って指揮をします。
1960年初頭には現代邦楽台頭を支える有能な作曲家が待機していました。清瀬保二、長澤勝俊、三木稔、佐藤敏直らが日本音楽集団を誕生させ現代邦楽の道を切り開きました。今年は日本音楽集団創立50年、第212回定期演奏会ではこれらの作曲家の作品が並び感動を呼び覚まします。花を添えてくださるヴォーカリーゼの高橋薫子さんにも感謝いたします。
日本各地では日本音楽集団を下敷きにした若い邦楽サークルが多数生まれ、「NPO法人全国邦楽合奏協会」誕生を祝ったフェスティバルが一昨年の徳島国民文化祭で盛大に展開されました。今年2月1日〜2日には三鷹公会堂で第2回の全国邦楽合奏フェスティバルが開かれ、23団体による祭典を繰り広げました。今後ますます多くの「邦楽オーケストラ」が誕生することと思います。
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